帰り道:おまけ編
お風呂につかりながらぼーっと、おまけを着けたいなぁ、本文の後ろにくっつけるのもなんだなぁとかいろいろ考えて・・・・
「革命前と後で同じシチュエーションだったらどんなふうに態度変わるのかな」
とか思いついてしまったので勢いでゴーwwwwwww
というわけで帰り道おまけ編
その1 あの後堂上は?
その2 もし革命後だったら
2本立てでお送りします。
+++帰り道おまけ編その1+++
~あのあと堂上は?
自室に帰った堂上は部屋で一人、買ってきた日本酒をちびちびと舐めていた。
なにやってんだ俺は・・・
郁が慌てたように声をあげなければ、そのまま傷を舐めるところだった。
ちょっと酔ってるみたいだ、と言い訳をしたものの、あれが酒の上の行動だったのかと問われると実はさっぱり自信がない。
傷があまりにも痛々しくて、何かしてやりたかった。
舐めときゃ治る、と言うなら俺が治してやる。
普通なら考えないようなことを考えてしまったということはやはり酔っていたのだろうか?
もし、我に帰らなかったら、どうなっていたかなど考えたくもない。
いくら蓋をあける覚悟もできた、とはいえ、あんな成り行き任せに手をつけるみたいな真似ができるか!
こうなると生来の真面目さが自分を追い詰める。
「ツバでもつけとけば治ります」ってのは取るに足らない怪我だということであって、別に笠原は自分の傷を舐めてくれといったわけでもなんでもないのに、何で俺がこんな意識して慌てるんだ?これじゃ自分がやましいって言ってるみたいなもんじゃないか。
いくらあいつが俺を憎からず思っているとわかるとはいえ、そんなことしたらせっかく自分に心を開くようになったというのに台無しもいいところだ。下手をするとどこまで巻き戻るかわからない。
ひとしきり自分を責めると、いや、でも別にそんないかがわしい気持ちだったわけじゃ、と今度は誰かに必死に弁解する自分に気がついて頭を抱えたくなる。
いままで押し殺してきたものが、蓋をあけると決めたくらいでここまで自分を保ってられなくなるものなのか、
「・・・恋の病とは実に恐ろしい」
自嘲するようにそう口にした。
怪我は治してやれなかったけど・・・
堂上は自分の手に視線を移した、この手に握った荷物をもってた冷たい手。
あの手を少しは暖めてやれただろうか、郁のちょっと焦った顔や手に込められた力を思い出し自然と笑みがこぼれる。
もうちょっと待ってろよ、笠原。
来週の公休を楽しみにしててくれ、その時ちゃんと言うからな。
一つの決心を固めた堂上は手の中の酒をぐっと呷ったのだった。
++++++
というわけで、みさぼは革命のときには堂上は腹をくくっていたと絶賛妄想中です(ぇ
+++帰り道おまけ編その2+++
~もしも、革命後だったら。
(革命後なのでin病室です)
堂上は郁の手を取ると、手の甲のかすり傷に唇を寄せ、ちゅっとそこにキスをした。
舌がかすめるように傷をなぞり、郁はその感触に身を捩ると、はっと気がついたように喚いた。
「ちょ、ちょっと堂上教官、なにすんですか!!」
「舐めときゃ治るって言ったのはおまえだろ?」
そ、そうくるか。
郁は真っ赤になって俯いた。
堂上はゆっくりと傷口を舐め上げる、手の甲、手首・・・・
「うわ、教官!」
「なんだ」
「そんなとこ怪我なんてしてませんから!!」
だんだんと腕にそって上がってくるキスに慌てて抗議をするも、それは堂上の悪戯っぽい笑みで黙らされる。
そして、
「これは・・・俺がしたいと思ってキスしてるから別だ、文句あるか」
堂上がニヤリと笑って言ったその一言で、今度こそ郁は撃沈した。
++++++
・・・病室なら帰り道関係なくね?
まぁ傷を舐めるなら、革命後verという理解でひとつよろしくorz
「革命前と後で同じシチュエーションだったらどんなふうに態度変わるのかな」
とか思いついてしまったので勢いでゴーwwwwwww
というわけで帰り道おまけ編
その1 あの後堂上は?
その2 もし革命後だったら
2本立てでお送りします。
+++帰り道おまけ編その1+++
~あのあと堂上は?
自室に帰った堂上は部屋で一人、買ってきた日本酒をちびちびと舐めていた。
なにやってんだ俺は・・・
郁が慌てたように声をあげなければ、そのまま傷を舐めるところだった。
ちょっと酔ってるみたいだ、と言い訳をしたものの、あれが酒の上の行動だったのかと問われると実はさっぱり自信がない。
傷があまりにも痛々しくて、何かしてやりたかった。
舐めときゃ治る、と言うなら俺が治してやる。
普通なら考えないようなことを考えてしまったということはやはり酔っていたのだろうか?
もし、我に帰らなかったら、どうなっていたかなど考えたくもない。
いくら蓋をあける覚悟もできた、とはいえ、あんな成り行き任せに手をつけるみたいな真似ができるか!
こうなると生来の真面目さが自分を追い詰める。
「ツバでもつけとけば治ります」ってのは取るに足らない怪我だということであって、別に笠原は自分の傷を舐めてくれといったわけでもなんでもないのに、何で俺がこんな意識して慌てるんだ?これじゃ自分がやましいって言ってるみたいなもんじゃないか。
いくらあいつが俺を憎からず思っているとわかるとはいえ、そんなことしたらせっかく自分に心を開くようになったというのに台無しもいいところだ。下手をするとどこまで巻き戻るかわからない。
ひとしきり自分を責めると、いや、でも別にそんないかがわしい気持ちだったわけじゃ、と今度は誰かに必死に弁解する自分に気がついて頭を抱えたくなる。
いままで押し殺してきたものが、蓋をあけると決めたくらいでここまで自分を保ってられなくなるものなのか、
「・・・恋の病とは実に恐ろしい」
自嘲するようにそう口にした。
怪我は治してやれなかったけど・・・
堂上は自分の手に視線を移した、この手に握った荷物をもってた冷たい手。
あの手を少しは暖めてやれただろうか、郁のちょっと焦った顔や手に込められた力を思い出し自然と笑みがこぼれる。
もうちょっと待ってろよ、笠原。
来週の公休を楽しみにしててくれ、その時ちゃんと言うからな。
一つの決心を固めた堂上は手の中の酒をぐっと呷ったのだった。
++++++
というわけで、みさぼは革命のときには堂上は腹をくくっていたと絶賛妄想中です(ぇ
+++帰り道おまけ編その2+++
~もしも、革命後だったら。
(革命後なのでin病室です)
堂上は郁の手を取ると、手の甲のかすり傷に唇を寄せ、ちゅっとそこにキスをした。
舌がかすめるように傷をなぞり、郁はその感触に身を捩ると、はっと気がついたように喚いた。
「ちょ、ちょっと堂上教官、なにすんですか!!」
「舐めときゃ治るって言ったのはおまえだろ?」
そ、そうくるか。
郁は真っ赤になって俯いた。
堂上はゆっくりと傷口を舐め上げる、手の甲、手首・・・・
「うわ、教官!」
「なんだ」
「そんなとこ怪我なんてしてませんから!!」
だんだんと腕にそって上がってくるキスに慌てて抗議をするも、それは堂上の悪戯っぽい笑みで黙らされる。
そして、
「これは・・・俺がしたいと思ってキスしてるから別だ、文句あるか」
堂上がニヤリと笑って言ったその一言で、今度こそ郁は撃沈した。
++++++
・・・病室なら帰り道関係なくね?
まぁ傷を舐めるなら、革命後verという理解でひとつよろしくorz
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